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骨董の楽しみー石引人物の図 小柄 刀装具

私の骨董は、古銭から始まりました。骨董屋さんで手頃な古銭を買い求めながら、刀装具に接する機会を得ました。小学生の私は、侍が使っていた刀剣類に興味や魅力を感じましたが、それらは、古銭ほど手軽に手の出せるものではありませんでした。しかし、骨董店のおばさんの好意もあり、鍔を手にすることができました。しかし、お年玉とお小遣いでは、なかなか、それ以上には進めませんでした。

この小柄は、小刀が付いていることもあり、短刀のような、刀を手に入れたようで、大変にうれしかったです。傷みがあるせいか、中学生の小遣いとお年玉で、支払える金額であると知った時には、飛び上るほどうれしかったものです。

そのように手に入れたものですが、今見ても、石を引っ張る人の表情や動作が、巧みに描かれていて、十分に楽しめるものです。子供の頃に出会えたことは、なんとも幸運であったと思います。

いかがでしたか?あなたも骨董の楽しみの分野を、刀装具にも広げて見てはいかがでしょうか?刀装具の楽しみは、限定された形の中に、上手に図柄をはめ込む巧みさにもあると思います。美術館などでも、今まで以上に注目して、楽しんでください。