骨董を楽しむには、多少の知識が必要です。私自身万年初心者ですので、難しいことはわかりませんが、知っていることから、役に立ちそうな話題を選んでお伝えしたいと思います。動画を中心にしたわかりやすいものとなりますよう心掛けています。どうぞ、お楽しみください。
骨董を楽しむシリーズ、今回は鉄鍔です。この鍔は、中学生の時に手に入れたものです。何の装飾もない武骨なものですが、鍛えられた鉄の味わいに魅かれて購入したものです。なで肩の形や、しっかりとした厚みや重量感が、侍の心意気を感じさせてくれて、ひょっとしたら、沖田総司が使っていたかもしれない。なんて勝手に想像したりして、楽しんでいました。 とは言っても、なにか模様でもあればまだしも、何の模様もない鉄の
私の骨董は、古銭から始まりました。骨董屋さんで手頃な古銭を買い求めながら、刀装具に接する機会を得ました。小学生の私は、侍が使っていた刀剣類に興味や魅力を感じましたが、それらは、古銭ほど手軽に手の出せるものではありませんでした。しかし、骨董店のおばさんの好意もあり、鍔を手にすることができました。しかし、お年玉とお小遣いでは、なかなか、それ以上には進めませんでした。 この小柄は、小刀が付いている
あなたは骨董の中では、どんな分野に興味がありますか?今回、ご紹介するのは、刀装具の一つである鍔です。陶磁器などとは違って、一部マニアの分野とお思いかもしれません。確かに、使ったり飾ったりはしにくいものかもしれません。しかし、鉄の味わいや、職人の技を偲んでみると、とても感慨深いものです。ひんやりした手触りや、ずっしりした重量感も魅力です。五感で味わいましょう。 この透かし鍔は、私が骨董に親しみ