骨董を楽しむには、多少の知識が必要です。私自身万年初心者ですので、難しいことはわかりませんが、知っていることから、役に立ちそうな話題を選んでお伝えしたいと思います。動画を中心にしたわかりやすいものとなりますよう心掛けています。どうぞ、お楽しみください。
トップページ >> 伊万里, 蕎麦猪口, 骨董を使う >> 骨董を使う・小振りの蕎麦猪口でお酒ー古伊万里 草文蕎麦猪口
蕎麦猪口はいろんな絵柄があり、形も愛嬌があっていいものですが、案外使いにくいところがあります。その名の通り、ざるそばのつゆを付けるのに使おうと思うと、かなり大ぶりなものでないとつけにくいです。本来は向付として使われたと言われています。
しかし、今回のような小振りな蕎麦猪口ですと、ぐい飲みに使えます。この蕎麦猪口はちょうどそんな大きさのものです。草なのか垣根なのか、伊万里の蕎麦猪口では、長く描き継がれている定番の絵柄です。釉薬も生掛けのようなトロッとした味わいで、初期蕎麦猪口と言われる特徴を備えています。
磁器の中では、柔らかい感じの味わいが、酒にもよく合います。
いかがでしょうか。あなたも、気軽に使えるぐい飲みとして、小振りで気に入った柄の蕎麦猪口を探してみませんか。