骨董を楽しむには、多少の知識が必要です。私自身万年初心者ですので、難しいことはわかりませんが、知っていることから、役に立ちそうな話題を選んでお伝えしたいと思います。動画を中心にしたわかりやすいものとなりますよう心掛けています。どうぞ、お楽しみください。
骨董を楽しむシリーズです。これを骨董と呼ぶのか?そんな難しい話は置いておきましょう。絵葉書も面白いですよ。特に明治、大正、それから昭和の初めのものは、独特の世界があります。ここでご紹介する絵葉書も、明治の終わりか、大正の初めの物と思います。年代的には、かろうじて骨董に入りますね。 何が面白いか?これ、宮島の厳島神社の絵葉書です。ありふれた観光地の絵葉書なんですが、大鳥居の下をご覧ください。男の子
骨董初心者の知識。骨董を楽しむのに、知識はなくても、ただ感性だけで、好きなものを探し、見つけることもできます。それが、骨董の楽しみの神髄かもしれません。 そうは言っても、ある程度知識があれば、うんちくを語る楽しみも加わります。そんな意味で、万年骨董初心者の私が、知っている知識をお伝えしています。 今日は、伊万里の染付の技法のひとつである、墨はじきです。この技法は、古九谷様式と言われる、
あなたも、骨董市などで、古布を見かけられたときはあるでしょう。小さいものなら、パッチワークに使ったり、壺などの下に敷いて使ったりします。 骨董の中では、使いやすい分野に入るかもしれません。 大きな反物のままで出てきた時には、こんな風に座布団に仕立てることができます、骨董の器で、食べたり飲んだり、そんな楽しみの時には、座る座布団もこんな風に、骨董で固めたいですね。
骨董を楽しむシリーズ、今回は鉄鍔です。この鍔は、中学生の時に手に入れたものです。何の装飾もない武骨なものですが、鍛えられた鉄の味わいに魅かれて購入したものです。なで肩の形や、しっかりとした厚みや重量感が、侍の心意気を感じさせてくれて、ひょっとしたら、沖田総司が使っていたかもしれない。なんて勝手に想像したりして、楽しんでいました。 とは言っても、なにか模様でもあればまだしも、何の模様もない鉄の
骨董の楽しみはどこにあるのか?人それぞれの楽しみ方があると思います。私の骨董の楽しみの一つには、面白いとか笑えるということがあります。この絵葉書がその一例です。 この絵葉書は、北海道室蘭の地球岬の灯台と、灯台守の官舎、そして、断崖絶壁を描いています。それだけなら、ただの観光絵葉書にしかすぎません。ところが、この絵葉書をよく見ると、官舎にシャツが乾してあるんです。こういうところに骨董の楽しさを
私の骨董は、古銭から始まりました。骨董屋さんで手頃な古銭を買い求めながら、刀装具に接する機会を得ました。小学生の私は、侍が使っていた刀剣類に興味や魅力を感じましたが、それらは、古銭ほど手軽に手の出せるものではありませんでした。しかし、骨董店のおばさんの好意もあり、鍔を手にすることができました。しかし、お年玉とお小遣いでは、なかなか、それ以上には進めませんでした。 この小柄は、小刀が付いている
あなたは骨董の中では、どんな分野に興味がありますか?今回、ご紹介するのは、刀装具の一つである鍔です。陶磁器などとは違って、一部マニアの分野とお思いかもしれません。確かに、使ったり飾ったりはしにくいものかもしれません。しかし、鉄の味わいや、職人の技を偲んでみると、とても感慨深いものです。ひんやりした手触りや、ずっしりした重量感も魅力です。五感で味わいましょう。 この透かし鍔は、私が骨董に親しみ
骨董を使う。その楽しみをお伝えしています。今回は、中古の革の鞄です。これはおそらく、昭和の後半のものでしょう。従って、年代的には骨董の中には入らないかもしれません。でも、私はこれこそが骨董の楽しみだと思うんです。 この鞄は、友人が九州の骨董店で見つけてきてくれたものです。わたしの好みを知っていて、探し出してくれたんです。うれしいです。初めて見た時には、革が乾ききっていましたが、クリームを刷り込む